WAKO’s thought和光の想い
メガネをどこよりも大切に
するメガネ屋さん
それが『和光』メガネです
和光が選ばれる理由とは「知識があるから?」「技術があるから?」「接客がうまいから?」ではありません。
常に「メガネを大切にしたいという想い」をお客様にお伝えしているからです。
和光では、メガネを販売すること以上に大切にしていることがあります。
それは、「購入していただいたメガネをいつまでも大切にしたいと思っていただけるお客様を一人でも多くしていきたいとの想い」があります。
和光でメガネを作製するとメガネへの
"新たな想い"が生まれるはずです。
現実的には、メガネの扱い方は、毎日身に着けている洋服や靴、下着類などとはかなり異なっています。メガネは、洋服と違って『雑な扱い方』をされているのが現状です。
なぜか?それは、私たちメガネ屋さんが販売に注力をするあまり、メガネの大切さを説明してこなかったからであります。メガネは、下着と一緒で、肌に直接触れています。
下着は毎日洗濯をします。しかし、メガネはそのまま何もせずに放置されているのが現実です。
結果、メガネを大切にされずに、数カ月、数年経過するとメガネが傷んでしまうのです。大切にされていないのではなく、メガネをどのように扱えば良いかが分からないということが事実だと思います。
和光は、メガネをかける全ての人がメガネを大切にできる世の中を目指しています。
POINT 01メガネは『水洗い』をすべし!
メガネを水洗いする理由は多岐にわたります。そもそもなぜ、メガネを掛けているほとんどの方が、メガネを水洗いする必要性を知らないのでしょうか?
それはメガネ屋さんの説明不足が原因の一つです。水洗いする意味を本気で説明してくれるメガネ屋さんが少ないわけは、水洗いする本当の理由を知らないからだと和光では考えています。詳しくは下記の「メガネを水洗いする理由」をぜひご参照ください。
メガネを水洗いする理由
理由1メガネには汗がたくさんついているから
メガネとは、お顔に掛ける視力補正用具です。
まずは、お客様のメガネに汗がついていることに気づいて欲しいのです。特に真夏は、お顔に汗をたくさんかくでしょう。メガネは、汗を放置することで傷んでいきます。放置の期間が数日・数ヶ月・数年におよぶと、「鼻当て(通称:パッド)が真っ黒になる」「メッキが剥がれる」「耳に掛ける部分(通称:先セル)が変色・割れてしまう」などの不具合が出ることが考えられます。
※日本製のメガネは、現在ほとんどがチタン素材です。チタンは汗に強くほぼ錆びないと言われていますが、水洗いは必須です。詳しくは、理由2・3をご参照ください。
理由2様々な汚れが付着しているから
理由1の通りメガネに汗がつくということは、皮脂も、女性の方はお化粧品も、春先には花粉も、様々な菌までもついているでしょう。
帰宅すると、手洗いやうがいをしますよね。昨今は携帯電話を消毒する方、花粉の時期に服についた花粉を取るため手入れする方も増えていると聞きます。しかし、なぜかメガネは別物扱いされているのです。メガネに触れる機会は多く、様々な汚れが付着しています。その汚れを放置していることに、まずは気づいてください。
自宅に帰ると必ず手洗いや消毒をされるという方に「メガネはどうしていますか?」と尋ねると、大抵は「何もしていません」とお答えになります。常に身につけているにもかかわらずメガネが放置されるのは、私たちメガネ屋の説明不足が原因の一つだと考えています。汗や花粉、その他様々な汚れが付着することをお伝えしきれていないので、メガネが大切にされないのです。
理由3汗によって、
傷みやすい場所を知る
前述の通り、チタン素材は汗に強いと言われております。しかし他の部分は、ほとんどと言って良いほど、汗によってメガネが傷んでいます。
<汗によって傷む箇所と傷み方>
①金属メッキ … 剥離
②鼻当て(パッド)… 変色、破損
③プラスチック素材(アセテート・セルロイド素材)… 変色、劣化
④ネジ(ほとんどが合金素材)… 錆びる(ネジが中で折れてしまうことも)
⑤耳に掛かる部分(先セル)… プラスチックの部分が変色・劣化
理由4常にメガネを綺麗に保つため
大切な洋服を汗まみれで放置はしないでしょう。洗濯する、クリーニングに出す、もしくは汚さない努力をすると思います。
水洗いしない、イコール、メガネを綺麗に保ちたくない、というわけではありません。メガネを水洗いされない方のほとんどが、メガネが汚れていることに気がついていないだけなのです。本当は「メガネを綺麗に保ちたい」と思っている方がほとんどでしょう。しかし、一度身についた「手入れを何もしないという癖」はなかなか直りません。まずは、気をつけてみてください。
理由5『真』の理由は、メガネを大切にしていただきたいから
理由1の汗、理由2のその他の汚れといった存在を知らなければ、大切にはできません。メガネを大切にする想いが、和光は特に強いと考えています。メガネを大切に扱う和光では、決してむやみにお客様に対して「メガネのメンテナンスを当店で行います」との一言を発しません。しかし、和光には多くのお客様がメガネのメンテナンスでお越しいただいているという自負があります。
メガネは日々のお手入れが大切であり、和光はそのお手伝いをするにすぎません。メガネを大切にしたい、常に綺麗に保ちたいとの想いがあれば、毎日の水洗いを無理なくできるようになるでしょう。和光では、当店でメガネをお作りいただいたすべてのお客様が、少しでもメガネを大切にできるようお手伝いしたいと考えております。
メガネの水洗い方法
毎日、お風呂やシャワーを浴びた後に洗う
ここまでお読みいただき、水洗いをしようと思っていただけたなら幸いです。
メンテナンスにおいては、どのように行うかも重要なポイントです。大事なのは、「いつ」水洗いするかということ。朝洗う方もおられるようですが、和光でオススメしているのは毎晩、お風呂やシャワーを浴びた後です。
実は、水洗いは一日のうち、何度行っていただいても構いません。洗えば洗うほど良いと言えます。
しかし、「一日一回」であれば朝よりも夜、自分自身の体(つまりメガネを掛けるお顔)を綺麗にした後で、メガネを洗うのが良いでしょう。夜、自分自身のお顔が綺麗になったタイミングで水洗いを行えば、寝るまでそれほどメガネに汗はつきませんし、様々な汚れが取れているので気持ち良く、枕元に置けますよね。
昨今のメガネレンズの多くはプラスチックレンズです。実はプラスチックレンズは熱に弱いという特性があります。お風呂の中での使用なども含め、お湯で洗うとレンズを傷めてしまいますので、お気をつけください。温泉などに入る場合は、メガネを外していただくか、昔使用していたメガネやスペアのご使用をオススメいたします。
おそらく一週間分の汗、一ヶ月分の汗などは、水を流すだけで簡単に取れるような汚れではありません。
しかし、一日分の汗であれば、「簡単な10秒の水洗い」で落とせるのです。
詳しくは水洗い動画をご覧くださいませ。
耳に掛ける部分(先セル部分)をしっかり水に通す
10秒間の簡単な水洗い動画でもご紹介していますが、ここでも和光ならではの水洗い方法がございます。大抵は、「水洗い」と聞くとメガネレンズを中心に洗われます。実は一番洗って欲しいところは、耳に掛ける部分(先セル部分)です。なぜならこの部分こそ、一番汗がついているからです。人が身につけているものの中で、一番汗がついている部分と言っても過言ではないかもしれません。先セル部分を水洗いされないと、ここからメガネが傷んでいきます。メガネの調整において大切な先セル部分が傷むと、調整できなくなってしまうことがあります。傷んだり壊れたりすれば交換できる箇所ではありますが、ここが傷んでいるメガネは、他の部分も同じように損傷しているでしょう。
水洗いする場合、この先セル部分を意識することが大切です。そのため、メガネをたたんだ状態で水を通すことをオススメしております。どうぞ、動画をご覧くださいませ。
ティッシュで拭き取る
ティッシュが良い理由は、使い切り(1回だけの使用)だからです。メガネ拭きで拭くと、レンズは傷だらけになります。理由はいくつかありますので、詳細は「POINT 02メガネレンズは『乾拭き』をすべからず!」をご参照ください。高級なソフトティッシュなどを使用する必要はありません。普通のティッシュで十分です。逆に、高級ティッシュには何かしらの成分が含まれており、なかなか汚れが取れない場合がありますのでご注意ください。
中性洗剤でのメガネのお掃除
もう一つの方法が、中性洗剤を使ったメガネのお掃除です。中性洗剤とは、一般的には食器を洗う洗剤です。稀に、食器用洗剤でもアルカリ性のものがあるようなので、必ずご使用前に中性であることをお確かめください。よくあるハンドソープや固形石鹸は、ほとんどがアルカリ性ですのでご使用にならないでください。
また、毎日の水洗いを行わず、一週間に一回だけ中性洗剤で洗うという方がおられます。和光では、週に一回の中性洗剤でのお掃除よりも、毎日の水洗いを推奨しております。
もちろん、中性洗剤でのお掃除も毎日行っていただければ最良です。しかし、「それはめんどくさい」と感じる方も多いでしょう。毎日中性洗剤で洗うのが大変で、メガネを洗うことそのものを諦めてしまう方も少なくないようです。そのため和光では、中性洗剤でのお掃除は、夏場で一週間に一回、冬場で二週間に一回程度を目安にオススメさせていただいております。
①コンタクトがメインの方のお掃除
夜のみメガネをご使用になる方は、夜の水洗いではなく、使用された後の水洗いをオススメしております。
②室内でのみメガネをご利用になる方のお掃除
老眼鏡など、あまり外で使われない場合は、それほど汗もつきませんので、ご利用になった日の最後に水洗いをされることオススメいたします。
POINT 02メガネレンズは『乾拭き』をすべからず!
ここまで、水洗いをする理由をたくさん説明してまいりました。それはメガネフレームについた汗・その他の汚れを取るためです。水洗いをオススメするもう一つの理由は、メガネを大切にする気持ちを持って、メガネを綺麗に保つためです。ホコリなどの汚れを水洗いによって取る必要性がある理由を、以下で説明させていただきます。
メガネレンズを乾拭きしてはいけない理由
理由1ホコリを擦る行為によって、レンズに傷がついてしまうから
現在、メガネレンズの主流になっているのはガラスレンズよりも軽いプラスチックレンズです。プラスチックコーティングの性能は昔に比べて良くなっており、簡単には傷がつきにくくなっています。しかし、実際には多くの方が、乾拭きによってメガネレンズを傷つけてしまっています。メガネは短くても2年、長いと10年以上使用されるものです。毎日3回乾拭きされると、年間1,000回以上擦っていることになります。100回乾拭きをした程度では問題ありませんが、毎日使用していると砂埃のような汚れがつくこともあるでしょう。実際に、乾拭きされる方は1年ほどで傷がついていることが多いように感じます。
理由2メガネ拭き(セリ―ト)にも汚れがついているから
多くのメガネ屋さんで、メガネを乾拭きする光景を眼にします。和光では、スタッフはもちろん、お客様自身でのメガネ拭きによる乾拭きを中止させていただいております。メガネ拭きは、メガネケースにしまうための「下敷き」だと考えてご提供しています。何も敷かず、直接メガネケースにレンズが当たると傷んでしまうので、これも大切な役目です。
乾拭きしない理由は、「メガネ拭き」そのものにも汚れがつくからです。乾拭きすると、メガネレンズの汚れがすべてメガネ拭きに付着します。メガネレンズについた汚れと、メガネ拭きに残った汚れが擦られ、レンズに傷がついてしまうことに和光は気づきました。メガネ拭きを洗濯しても、結局は乾拭きなので推奨できません。
メガネ拭きで乾拭きしていれば、その汚れがメガネケースにもついてしまうでしょう。知らず知らずのうちにフレームやレンズが傷み、メガネケースまで傷めてしまうかもしれません。
ガラスレンズは乾拭きでも傷がつきにくいことは紛れもない事実ですが、それでも乾拭きは推奨しておりません。私たちの経験上、ガラスレンズのメガネよりも、プラスチックレンズのメガネの方が綺麗に保たれています。傷つきにくいからこそレンズを乾拭きするだけで終わってしまい、メガネ全体を水洗いせず汚れを放置しやすくなるからです。そのため、ガラスレンズを選択される方にも、乾拭きよりも水洗いしていただくことを推奨しております。
POINT 03メガネを大切にする利点を知るべし!
メガネは汗をはじめとした様々な汚れによって、傷みが進行することをお分かりいただけたでしょう。また、お掃除の方法もお話させていただきました。次に、その利点を今からご紹介いたします。メガネを綺麗に保ち、大切にする気持ちを持つことには、多くの利点があります。
メガネを綺麗・大切にする利点
理由1メガネの状態把握ができるようになると長持ちする
メガネが綺麗なら、好印象を与えることは言うまでもありません。洋服や靴は綺麗なのにメガネは傷んでいても平気、というわけではなく、傷んでいる・汚れていることに気がついていないだけの方が多いように思います。メガネは、大切にした分だけ長持ちいたします。メガネの状態を常に気にしていただければ、いつまでもメガネを綺麗に保てるうえ、壊れることも傷めてしまうことも少なくなるでしょう。メガネを大切にする気持ちがあれば、きっと長持ちいたします!そして、その長持ちはさらなる利点を生みます。
理由2傷みがないメガネフレーム
はレンズ交換が可能になります
フレームなどに傷みがあるメガネは、レンズ交換ができない場合があります。和光でも、年間で数件ほど、傷んでしまったメガネフレームのままレンズ交換を行ったところ、数ヶ月でメガネが壊れてしまってレンズが無駄になってしまうというケースが発生しております。次の「利点3」で、和光で傷みのあるメガネのレンズ交換をオススメしていない理由を説明しているのでご覧ください。
理由3メガネ調整が問題なく行える
和光では、お客様のメガネをお預かりした際に、曲がり具合だけではなく、必ず全体的なメガネの状態を確認いたします。既に亀裂が入ったり壊れたり、傷みの激しいところがないかをしっかりと確認したうえで、メガネを調整させていただきます。実際に、メガネの水洗いの徹底を図ることにより、壊れるリスクが大幅に低下いたします。
理由4ネジのトラブルの軽減
和光の特徴は、ネジのメンテナンスにもあります。メガネを掛けている方であれば、一度くらいはネジの交換をされた経験があるでしょう。交換する理由は、メガネフレーム素材(現在は汗に強いチタン素材が主流)と違って、汗にあまり強くない素材を使用していることが多く、ひどいときにはネジ自体が錆びてしまうからです。
チタン素材をネジに使用できない理由は、チタン同士の相性が悪く、ネジが折れてしまう恐れがあるためと言われております。
メガネフレーム全体の水洗いの頻度が少ないとネジは傷みやすいと考えおります。
和光ではネジ交換は無料で行なっております。しかしながら、このネジ交換の回数が多いほど、ネジが傷んでいるということだけではなく、実はメガネ本体も傷んでいる可能性が高くなります。
和光では「ネジが錆びたら・傷んだらすぐ交換する」というよりも極力ネジを交換しなくてすむような、メガネの水洗いの実施をオススメしております。
理由5余計な出費が減る
和光では、ネジや鼻当て(パッド)など、対応できるメガネ部品に関しては無料で交換させていただいております。
「無料交換」によって、「いつでも取り換えられる」という考えからメガネを大切にできない世の中を作ってしまっていると考えられるかもしれません。しかし、無料交換できる部分が傷むということは、交換が有料になる部分も必ず傷んでいるはずです。逆に、無料交換の頻度が低いということは、他の部分も傷みが少ないということ。つまり、メガネを大切にされれば出費を抑えられるでしょう。
和光では、無料で交換できるメガネパーツについても、しっかりとした説明および対応をさせていただいております。もちろん、今まで無料で交換しているパーツに関して、有料に変更するなどは考えておりません。あくまで和光独自の、お客様がメガネを大切にされることをサポートするためのサービスです。
私たちの想い
「メガネを大切に」を、多くの方へ
いかがでしたか?長い内容にもかかわらず、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。
和光がメガネにかける想いを少しだけでもお感じいただければ幸いです。
和光から最後のお願いです。
この「メガネを綺麗に!大切に」という想いを、多くの和光メガネをご利用いただいている方から、和光をご利用になったことがない方、もしくはメガネを使用されているすべての方へ届けていただくことを希望しております。
多くの方が、快適なメガネ生活を送っていただくことを私たち和光スタッフは切実に願っております。